EPISODE GUIDE · 1987

独眼竜政宗話数案内

副題、初回放送日、あらすじを放送順に掲載しています。

第1回

誕生

最上家から伊達輝宗(北大路欣也)に嫁いだ義姫は、政略結婚ながらお東の方として新居に迎えられ、嫡男・梵天丸を出産する。しかし梵天丸は幼少期に疱瘡を病み、右目の光を失う。

第2回

不動明王

片目の梵天丸は万海上人の生まれ変わりとして畏れられ、輝宗(北大路欣也)は喜多(竹下景子)を養育係に、虎哉宗乙(大滝秀治)を学問の師に迎えようとする。梵天丸は不動明王の恐ろしげな姿の内に慈悲を知り、あのようになりたいと願う。

第3回

親ごころ

梵天丸は虎哉和尚の厳格な躾のもと、屈強に育つ。輝宗(北大路欣也)は信長と結び鉄砲を備えるなど時代に即した手を打つ一方、義光(原田芳雄)の頭領就任で最上家の争いは治まりつつあり、お東は悲しみ、輝宗には側室の縁談が浮上する。

第4回

元服

母は弟・竺丸を我が乳で育て、特に可愛がる。梵天丸は11歳で元服して政宗(嶋英二)と名乗り、母から数珠を贈られ、2年後には田村氏から縁談が持ち上がる。

第5回

愛姫

天正七年、三春城主・田村清顕(久保明)の娘が十一歳で藤次郎に輿入れ。幼い二人は和やかな日々を送るが、世話係の喜多(竹下景子)と田村家付きの侍女・村岡(浅利香津代)が衝突し、藤次郎が村岡に刃を向ける騒動となる。

第6回

侍女成敗

愛姫(桜田淳子)の養育をめぐる喜多(竹下景子)と村岡(浅利香津代)の対立に、お東が愛姫を引き取る。村岡が藤次郎との仲を裂く密書を送ると喜多はこれを奪い返して問いただすが、斬りかかった侍女を斬り伏せて弁明せず、田村家重臣が調査に動く。

第7回

初陣

相馬の攻め込みで十五歳の藤次郎が初陣を迎える。愛姫(桜田淳子)と契りを交わそうとするも、敵こそ彼女の母方の里と知り二人の想いは噛み合わず、輝宗(北大路欣也)やお東の言葉で自信を失った藤次郎を慰めたのは愛姫だった。

第8回

若武者

信長の死に接した藤次郎は天下への野望を強める。輝宗(北大路欣也)は相馬との和睦や人材重視の人事で譜代の反発を招き、家中の分裂を懸念して隠居し、藤次郎へ家督を譲る。

第9回

野望

天正十二年、政宗(渡辺謙)は伊達家十七代当主となり、若い側近らを登用して家中の刷新を進める。家督相続から半年、自らを軽んじる小浜城主・大内定綱(寺田農)への出陣を決意するが、定綱の後ろ盾には東北最大の芦名氏がいた。

第10回

男の器量

芦名との戦いで政宗(渡辺謙)は焦りから冷静さを欠き、小十郎(西郷輝彦)に諫められて退却。輝宗(北大路欣也)に謝罪するもお東から強く戒められる。しかし同年八月、大内家の内応と田村氏の協力を得て小浜城討伐へ出陣する。

第11回

八百人斬り

小手森城攻めに着手した政宗(渡辺謙)に対し、定綱(寺田農)は援軍を頼みに持久戦へ。成実(三浦友和)の活躍で城は落ちるが、定綱は小浜城へ退いたため、政宗は籠城兵八百人の討ち殺しを命じ、罪に苛まれ倒れ込む。やがて回復して小浜城を奪い、大内氏を滅ぼす。

第12回

輝宗無残

二本松の畠山氏との和睦を巡り、政宗(渡辺謙)は人質差し出しを含む過酷な条件を突きつける。畠山は面会を求めて輝宗(北大路欣也)を人質に連れ去ろうとし、輝宗は自身の命を顧みず撃つよう政宗に叫ぶ。

第13回

人取橋

輝宗(北大路欣也)の死に東が政宗(渡辺謙)を責める中、佐竹ら南奥州の大名が畠山救援に三万の兵で攻め寄せ、伊達勢は総崩れとなる。だが人取橋の合戦で勝利し、政宗は二本松城へ進んだ。

第14回

勝ち名乗り

政宗(渡辺謙)は老将を失いながらも寡兵で大軍を退かせたが、冬の寒さには二本松城を攻めあぐねる。夏には補給を絶って開城に追い込み、仙道一帯を支配した政宗は家臣へ新領地を分け与えた。

第15回

めごとねこ

天正14年、愛姫(桜田淳子)の父・田村清顕(久保明)が跡継ぎ約束を果たせず亡くなり、妻が田村家を仕切って相馬と結ぶ。子を得られない愛姫と政宗(渡辺謙)の仲は冷えるが、家臣の娘が側室となり、周囲から猫御前(秋吉久美子)と呼ばれる。

第16回

南北の敵

天正15年、長井ノ庄の内乱に伯父・最上義光(原田芳雄)の関与がうかがえる中、政宗(渡辺謙)は鎮圧後、北の大崎攻めと南の芦名備えの二方面作戦に出る。しかし月舟斎(戸沢佑介)の離反により芦名勢が動き、伊達は南北から挟まれる。

第17回

宮仕え

人質となった重光(高品格)は義光(原田芳雄)に裏切りを迫られるが応じず、山形城へ連れて行かれる。一方、成実(三浦友和)が定綱(寺田農)を破ると定綱は降し、政宗(渡辺謙)はその才能を買って家臣に迎え、田村領へも進軍する。

第18回

お東・居座る

和睦の仲介で山形に赴いたお東だったが、交渉は決裂し、両軍は中山峠で対峙する。お東は甲冑で峠に陣取り動かず、政宗(渡辺謙)は重光(高品格)救出のため和睦の証文を認め、義光(原田芳雄)も上杉の庄内進出を受け和議に応じる。

第19回

大移動

秀吉(勝新太郎)が天下を固めるなか、政宗(渡辺謙)は奥州平定を急ぐ。芦名への進撃に見せかけ大軍を北上させ、猪苗代へ進んだ成実(三浦友和)・小十郎(西郷輝彦)らと合流する。

第20回

決戦、摺上原

天正十七年、摺上原で伊達・芦名両軍が激突し、風下で苦戦した伊達軍は風向きの好転に乗じて優勢となり、内紛で揺れる芦名勢を滅ぼす。芦名滅亡の報は奥州へ伝わり、政宗(渡辺謙)のもとには秀吉(勝新太郎)の使者が訪れ上洛を告げる。

第21回

修羅の母

秀吉(勝新太郎)の小田原攻めへの参陣を政宗(渡辺謙)は延ばし続ける。秀吉を恐れる母・お東は老臣と共に政宗を退かせ弟・小次郎(岡本健一)を立てようと図るが露見し、山形に逃れたお東は兄・義光(原田芳雄)から政宗の毒殺を勧められ苦悩する。

第22回

弟を斬る

小田原参陣に遅れた政宗(渡辺謙)は、秀吉(勝新太郎)に疑われる恐れを抱きつつ成実(三浦友和)を後継に定め、出陣する。家督を弟に譲りたい母が政宗の食事に毒を用いたため、命拾いした政宗は小次郎(岡本健一)を斬り、母は心を病んだまま兄のもとへ逃れた。

第23回

小田原へ

会津を出た政宗(渡辺謙)は相馬勢の越境報告を受けて米沢へ引き返し、再出発では山形・越後・信濃回りを選んだため小田原入りが遅れる。箱根で利家(大木実)らに詰め寄られ、家康(津川雅彦)からは秀吉(勝新太郎)を納得させる妙案を求められる。

第24回

天下人

死を覚悟した出で立ちで秀吉(勝新太郎)に謁見した政宗(渡辺謙)は、処罰を免れるが、会津などの所領を没収されて旧領のみ許される。さらに秀吉は小十郎(西郷輝彦)を家臣として取り立てようとし、政宗は反論できない。

第25回

人質、めご

黒川城で秀吉(勝新太郎)を迎えた政宗(渡辺謙)は会津を氏郷(寺泉憲)に引き渡す。人質を拒み続けた政宗のもとに書状が重なり、愛姫(桜田淳子)は喜多(竹下景子)とともに京へ向かい、政宗は東北の一揆鎮圧を命じられる。

第27回

黄金の十字架

清洲での対面で謀反の密書を示された政宗(渡辺謙)は、本物の花押には細工があると弁明。確かめた秀吉(勝新太郎)に許され、諸侯の前での臣従を命じられた政宗は、黄金の十字架を担ぎ京で評判を集める。

第29回

左遷

一揆鎮圧で秀吉(勝新太郎)の信頼を取り戻した政宗(渡辺謙)。猫御前(秋吉久美子)の懐妊が伝わる中、鶴松の死を経て伊達領を蒲生に与えられ大崎・葛西への移住を命じられ、家康(津川雅彦)に理由をただすと、心得と手法次第で国は豊かにできると諭される。

第30回

伊達者

朝鮮出陣を命じられた政宗(渡辺謙)は、途上で猫御前(秋吉久美子)の息子と対面し、京では秀吉(勝新太郎)から愛姫(桜田淳子)を守るため替え玉の側室を立てた喜多(竹下景子)を蟄居させる。三千の兵を三万に見せる華麗な軍装は京の人々から“伊達者”と称賛された。

第31回

子宝

朝鮮・釜山に渡った伊達勢は苦戦を強いられ、政宗(渡辺謙)は母への決別状をしたためる。やがて秀吉(勝新太郎)の撤退決定により帰国を果たし、翌年には輿入れから15年を経た愛姫(桜田淳子)が身ごもる。

第34回

太閤の死

政宗(渡辺謙)の嫡男・兵五郎が元服し、秀吉(勝新太郎)から偏諱を受けて秀宗(辻野幸一)と称する。秀吉に取り入る政宗に愛想を尽かした成実(三浦友和)は行方をくらませ、衰えた秀吉は秀頼(山下規介)の後ろ盾を政宗に託してこの世を去る。

第35回

成実失踪

秀吉(勝新太郎)の死後、淀君(樋口可南子)と三成(奥田瑛二)は政宗(渡辺謙)の長男を秀頼(山下規介)の小姓に出すよう求め、家康(津川雅彦)は長女と忠輝(真田広之)の縁談を持ちかける。小十郎(西郷輝彦)が探し出した成実(三浦友和)は再び姿を消し、利家(大木実)の死で家康が台頭する中、愛姫(桜田淳子)の懐妊が明らかになる。

第37回

幻の百万石

関ヶ原の勝敗が伝わらない中、政宗(渡辺謙)は最上の要請に応じて上杉との和睦を反故にし、領土拡大の好機と捉えて攻め込む。東軍の勝利を半月後に知り百万石への期待を強めるが、家康(津川雅彦)に謀反を疑われる。

第38回

仙台築城

家康(津川雅彦)に疑いをかけられ帰国を阻まれた政宗(渡辺謙)。江戸屋敷での生活を余儀なくされるが、やがて家康の征夷大将軍就任や娘の婚約を経て帰国が叶う。

第39回

五郎八嫁ぐ

政宗(渡辺謙)の娘・五郎八姫(沢口靖子)が忠輝(真田広之)と江戸で婚礼を挙げ、虎菊丸の縁組もまとまる。家康(津川雅彦)は大御所となり、政宗は江戸と仙台を行き来しながら外交と国づくりに尽力する。

第40回

大船造り

長安(金田龍之介)から入信帳への署名を求められた政宗(渡辺謙)は断るが、そこに秀頼(山下規介)と忠輝(真田広之)の名があることを知る。南蛮貿易を目指して大船建造を家康(津川雅彦)に願い出る一方、長安宅で見つかった連判状を巡り忠輝救済に動く。

第41回

海外雄飛

キリシタン弾圧が強まる中、政宗(渡辺謙)は処刑の危機にあった宣教師ソテロの救出に動く。やがて大船が完成し、支倉常長(さとう宗幸)らを乗せた船がイスパニアへと旅立つ。

第43回

ねこ、宇和島へ

大坂冬の陣は講和で終わるが、徳川方は堀を埋め立てていく。家康(津川雅彦)は政宗(渡辺謙)の長男に宇和島十万石を与え、生母の猫御前(秋吉久美子)は孫と離れるまいと共に赴任する。

第44回

大坂夏の陣

伊勢転封命令を秀頼(山下規介)側が退けたため戦火が再燃する。徳川軍は補給を断ち、元和元年の夏の陣では幸村(若林豪)らが抗戦するも城内に追い詰められ、秀頼と淀君(樋口可南子)が命を絶って豊臣家は滅亡する。

第45回

ふたりの父

秀頼(山下規介)らの死をめぐり家康(津川雅彦)に問いただそうと二条城へ訪れた政宗(渡辺謙)は、その器に打たれ野心を捨て、太平のため尽くすと誓う。一方、参内の約束をすっぽかし謹慎となった忠輝(真田広之)を救うべく、政宗は五郎八姫(沢口靖子)へ離縁を言い渡す。

第46回

離縁状

小十郎(西郷輝彦)がこの世を去った頃、忠輝(真田広之)を救うには伊達と松平の縁を断つほかにないと考えた政宗(渡辺謙)。五郎八姫(沢口靖子)も離別を受け入れ、翌年忠輝は切腹を免れて伊勢へ流された。

第47回

天下の副将軍

蟄居中の忠輝(真田広之)は病に倒れた家康(津川雅彦)を見舞うべく駿府へ向かい、江戸の伊達屋敷で五郎八姫(沢口靖子)と再会する。家康は形見の笛を政宗(渡辺謙)へ託し秀忠(勝野洋)の補佐を求めるが、まもなく世を去り、秀忠は政宗の謀反を疑う。

第48回

伊達流へそ曲がり

元和二年、幕府の討伐の動きを受け、嫡男と秀忠(勝野洋)の親族との縁談が持ち上がるが、政宗(渡辺謙)は将軍の直系でないことに不満を示し拒否。婚約者は将軍の養女として嫁ぎ伊達家は縁戚となり、常長(さとう宗幸)もイスパニアより帰国する。

第49回

母恋い

幕命により山形城の接収を担った政宗(渡辺謙)は、そこに住む母・保春院(岩下志麻)を仙台へ迎えようとする。しかし母は最上家の再興を願い、これに応じない。

第50回

大往生

家光(宅麻伸)の将軍就任で政宗(渡辺謙)は副将軍として揺るがぬ地位を得る。母や旧領をめぐる変転を経て嫡男への家督譲渡後は能と和歌に親しむが、病が進み寛永13年に70歳で世を去る。

REFERENCES

参照資料