EPISODE GUIDE · 1989

春日局話数案内

副題、初回放送日、あらすじを放送順に掲載しています。

第3回

母子無情

備中から引き返した秀吉(藤岡琢也)が手早く討伐の陣を整える中、光秀(五木ひろし)は山崎の決戦で情報も戦力も上回られず敗れる。城を落ちたおふくとお安は、利三(江守徹)を頼りに坂本城への逃避行を続ける。

第4回

別離

本能寺の変後、行き場を失ったおふくと母は追っ手から逃れて京へたどり着くが、処刑された父の姿を目の当たりにする。やがて父の旧友らと巡り会い、比叡山麓の里に身を寄せる。

第5回

忍ぶ宿

比叡山を去ったおふくとお安は、京の母方の三条西家に世話になるが、父から多額の礼金を取りながら使用人扱いされる。勝家を失った茶々(喜多嶋舞)三姉妹は敵・秀吉(藤岡琢也)のもとへ迎えられ、信長(藤岡弘、)を討った光秀(五木ひろし)を憎む。

第6回

一族再会

小牧・長久手の戦いで、祖父・稲葉一鉄(大坂志郎)が秀吉(藤岡琢也)の陣営に加わって手柄を立て、その信頼を勝ち取る。関白となった秀吉の許しにより、逃亡生活を送っていたおふくたちと身内がついに顔を合わせる。

第7回

愛の鞭

美濃に戻った幼いおふくは、祖父の下で武芸や教導を仕込まれ、天然痘への罹患からも一族の看病で回復する。その頃秀吉は聚楽第の完成で権力を固め、茶々(喜多嶋舞)を娶る。

第8回

嫁ぐ

文禄2年、美濃の稲葉家で2人の子の面倒を見ていたおふくは、妻を亡くした正成(山下真司)の養母に後添えとして請われ、翌年正月に祝言を納める。ふたりは新主君の居城がある丹波亀山へと向かった。

第11回

関ヶ原前夜

慶長五年、家康(丹波哲郎)が会津へ向かい大坂を空けると、三成(伊武雅刀)は西国大名らと結んで徳川打倒の兵を起こす。城を預かる秀秋(香川照之)の去就をめぐり、家康の代えがたさを説く夫・正成(山下真司)におふくは従えない。

第12回

天下分け目

関ヶ原の戦いが始まるが、西軍優勢の中で秀秋(香川照之)の出陣を家老・稲葉正成(山下真司)が必死に食い止める。やがて正成が西軍への攻撃を決断し、戦局は東軍へと傾く。

第13回

戦後の家族

家康(丹波哲郎)の論功行賞で豊臣家は所領を大きく減らされ、秀秋(香川照之)は岡山に新しい所領を与えられる。しかし宇喜多の旧領での恨みに心を乱した秀秋は正成(山下真司)に刃を向け、正成は家族との岡山離脱を決める。

第14回

夫の危機

美濃へ移った稲葉正成(山下真司)は、役職にありつけぬ日々に焦りを募らせる。そんな折、主君・小早川秀秋(香川照之)が帰参を求めているとの知らせを受けるが、秀秋はすでに死去しており、小早川家の断絶により正成の望みは絶たれる。

第16回

乳母の条件

慶長九年、三男・高丸を産んだおふくに、秀忠(中村雅俊)の正室・お江与(長山藍子)の方の子の乳母への推薦が舞い込む。家族を顧みて断るつもりだったが、乱世を知る者こそ適任だという家康(丹波哲郎)の説得で、乳母を引き受ける。

第17回

世継ぎ誕生

江戸城に入ったおふくは懐妊しており、明智光秀(五木ひろし)の家臣の娘としてお江与の方に忌み嫌われる。女子なら美濃へ帰せるはずが、慶長9年にのちの三代将軍家光となる男子が誕生する。

第18回

二代目決まる

おふく(大原麗子)は世継ぎの乳母として江戸城に残り、長男・千熊は小姓となった。授乳が叶わないお江与のため乳を与える機会を設ける一方、家康(丹波哲郎)は秀忠(中村雅俊)への譲位を考え、慶長10年春の宣下で徳川家の世襲が示された。

第21回

母去りぬ

稲葉家は美濃で一万石を授かり、ようやく立ち直りの兆しを見せる。しかし母お安は出家して江戸を離れ、お江与(長山藍子)が産んだ国千代の誕生が竹千代(江口洋介)とおふくの将来を脅かす。

第22回

名ばかりの将軍

お江与(長山藍子)が国千代ばかりを可愛がる姿におふくは心を痛める。秀忠(中村雅俊)は和姫の入内を画策するが、稲葉通重の処分をめぐって駿府に反論され、江戸への圧力を感じる。

第23回

悲劇の予感

竹千代(江口洋介)派と国千代派の小姓が争い、兄弟の確執が周囲にまで広がる。お江与(長山藍子)は高丸を弟側に付けて和解を願いつつも、不満から竹千代との面会を拒んだ。

第25回

こころの教育

世継ぎの教育のため、竹千代(江口洋介)に庶民の生活を体験させようとするが、嫡男の城外外出は前例がなく、土井利勝(中条きよし)の尽力で実現する。さらに秀忠(中村雅俊)の寵愛を受けるお静の懐妊が発覚し、お江与(長山藍子)との対立が幕閣を揺るがす。

第26回

生き残る道

家康(丹波哲郎)は上洛の機会に秀頼(渡辺徹)と二条城で会見する。臣下としての態度を示す秀頼だったが、その立派さに家康は警戒を強め、江戸城内の世継ぎ争いのうわさにも気を揉む。

第28回

和平か決戦か

国千代派の大久保忠隣(石田太郎)が重臣筆頭となり、お江与(長山藍子)の発言力が強まる。だが家康(丹波哲郎)は幕閣の分裂を恐れて忠隣を失脚させ、方広寺の鐘銘事件を仕掛けて豊臣を揺さぶる。

第29回

大坂攻め

一六一四年、家康(丹波哲郎)は大軍で大坂城を包囲し、冬の陣が幕を開ける。幸村(高橋悦史)ら豊臣方の堅い守りを崩せない家康は、オランダ製大砲を天守へ向け発砲。驚いた豊臣側は講和を受け入れた。

第30回

ああ大坂城

講和後も家康(丹波哲郎)は大坂城の堀を内堀まで埋め立て、秀頼(渡辺徹)に国替えか浪人追放かを選ばせた。覚悟を決めた豊臣は戦い、大坂夏の陣が始まった。

第32回

家康の遺言

秀忠(中村雅俊)は国千代を後継ぎに考え竹千代(江口洋介)と対立するが、江戸城に入った家康(丹波哲郎)が三代将軍は竹千代だと決定し、騒動は収まる。半年後、家康は75歳でこの世を去った。

第34回

初恋

世継ぎへの精進を求めるおふくに息苦しさを覚えた家光(江口洋介)は、側近と酌み交わす酒の日々を送り、吉原へも足を運ぶ。そこで遊女の紫と知り合い、恋に落ちてしまう。

第35回

秋の悲恋

家光(江口洋介)の吉原通いが城中に露見し、おふく(大原麗子)は遊女・紫を側室に迎えようとする。関ヶ原で敗れた武家出身の紫は、仇の世継ぎへの想いに苦しみ自害し、家光は二度と女を抱くまいと泣き沈む。

第36回

父子断絶

秀忠(中村雅俊)は家光(江口洋介)へ将軍職を譲り大御所となり、公家の娘を嫡男の正室に迎え入れる。だが家光は遊女への想いを断ち切れず、新妻と顔を合わせようとせず、遊芸に浸る毎日を過ごす。

第37回

先立つ妻に

世継ぎ誕生を願うおふくは、正室を顧みない家光(江口洋介)に手を焼き、側室の選定に乗り出す。寛永3年、京に上った兄弟のもとへ母・お江与(長山藍子)の危篤が伝わり、忠長(堤大二郎)は急ぎ江戸へ戻るが、母の臨終に間に合わなかった。

第38回

無常の風

おふく(大原麗子)は大奥を取り仕切る重い務めを背負うが、家光(江口洋介)が遊女への想いを断ち切れず女性を寄せつけないことを案じる。隠遁していた正成(山下真司)は家光を諌め、のちに再び仕官して二万石を与えられる。

第39回

兄弟は他人

家光(江口洋介)が疱瘡に倒れ、忠長(斉藤隆治)へ将軍職が移ると大名たちが駿河に走る。しかし看病に尽くしたおふくの甲斐あって家光は回復し、おふく(大原麗子)の徳川における地位は盤石となる。

第40回

「春日局」賜わる

天皇の譲位が幕府に伝わり、女帝誕生となれば徳川の横暴と見なされる恐れが生じる。おふく(大原麗子)は和子(はかま梨沙)や天皇に会い春日局の名を賜るが、一介の侍女への賜名が不敬とされ譲位の口実となり、汚名を負い幕府は守られた。

第41回

次男の憂鬱

秀忠(中村雅俊)の望みどおり興子内親王が即位する一方、忠長(斉藤隆治)は江戸城修復の負担を担うこと拒んで家光(江口洋介)と対立し、甲府へ幽閉される。病の秀忠は正之(藤井司)と対面し、寛永9年に54歳で亡くなった。

第42回

身内を切る

秀忠(中村雅俊)の死を知った甲府幽閉中の忠長(斉藤隆治)は絶望し、幕閣は共謀の疑いで忠広(深水三章)を改易、忠長の高崎幽閉も決まりかける。家光(江口洋介)は兄の忍耐に望みを託すが、一年後忠長は二十八歳で自害した。

第43回

さらば吾子よ

正利(丹羽貞仁)は熊本へ預けられ、おふく(大原麗子)は面会するも心を通わせぬまま永訣となる。まもなく正勝(唐沢寿明)まで小田原城で亡くなり、二人の息子を失った母は、上野での花見の折、古着売りの娘に紫の面影を見出して驚く。

第44回

おんなの目

二人の子を失ったおふくは、花見で十年前に自害した遊女・紫と瓜二つの娘・お楽(若村麻由美)に出会う。家光(江口洋介)の心の傷をいやし世継ぎを得るため、お楽を大奥に迎え入れる。

第45回

三代目の力

家光(江口洋介)は大軍を率いて上洛し、明正天皇や東福門院に謁見して政権の威光を誇示する。大みそか、奥女中の無礼講をのぞいた家光はお楽の姿に驚く。

第46回

忘れえぬ面影

紫とうり二つのお楽が家光(江口洋介)に呼ばれ、事情を知らぬまま急に抱き寄せられ平手を浴びせて逃げ帰る。おふく(大原麗子)から徳川の世継ぎを望まれ、お楽(若村麻由美)は側室になる道を選ぶ。

第47回

反逆の理由

諸大名から大奥への金品贈答が禁じられるが、それは奉公する娘らの実家を支える金だった。同じ頃、天草四郎が率いるキリシタンの大規模な乱が起こり、幕府軍は鎮圧に苦戦する。

第48回

直訴

島原の乱を機に鎖国へ転じ、オランダ人の妻子の国外追放を決めた家光(江口洋介)。商館に嫁いだ姉・志乃(石野真子)も追放となるなか、お楽(若村麻由美)は処罰覚悟で撤回を訴えるが、家光は治世の厳しさを説き、赦しを請う。

第49回

女の生きがい

家光(江口洋介)の側室・お楽(若村麻由美)の懐妊で大奥が沸き立ち、おふく(大原麗子)は乳母選びを複雑な思いで見守る。お楽は男子を出産するが、幕府は世継ぎしか重んじず、我が子を抱くことも許されない日々が彼女を待っていた。

第50回

献身の生涯

飢饉が続く世で、おふく(大原麗子)の進言をうけた家光(江口洋介)が農政に乗り出し、のちの徳川三百年の礎を築く。病に伏したおふくは、疱瘡の際の誓いに従い薬を断ち、六十五年の生涯を閉じた。

REFERENCES

参照資料