EPISODE GUIDE · 1994

花の乱話数案内

副題、初回放送日、あらすじを放送順に掲載しています。

第1回

室町夢幻

八代将軍・足利義政は妻の富子(三田佳子)に将軍職退位を告げ、子を宿すことを願う富子は悲しみに沈む。義政は弟・義尋への譲位を考え、南朝再興を目指した日野有光(夏八木勲)の過去も明かされる。

第2回

火の橋水の橋

勝元(野村萬斎)ら幕臣は義尋の将軍継承を受け入れるが、宗全だけは納得しない。富子(三田佳子)は幼い日の夢の中で、一休に救われ椿と呼ばれて育った自身の出生と、盲目の妹との取り替えを知る。

第3回

月と銅銭

十五歳の富子(三田佳子)は勝光(草刈正雄)から古今和歌集と銅銭の知識を授かり、侍女と共に京で貨幣を使ってみる。幕府では日野重子(京マチ子)と今参局(かたせ梨乃)が対立し、畠山家の家督争いでは勝元(野村萬斎)が舅の宗全と結んで政長(赤羽秀之)を支える。

第4回

夢草紙

赤松家再興を決断した義政は母や宗全の反対に遭い、討伐まで口にしたため、宗全は但馬へ退き重子(京マチ子)も籠居する。さらに政長(赤羽秀之)を追放して義就(永澤俊矢)を京へ戻した。

第5回

富子姫変化

夢の貴公子と出会いながら名を尋ねぬまま別れた富子(松たか子)。義政が婚礼を急ぐなか、今参局(かたせ梨乃)は間者を用いて富子に薬を与え続けて心を乱させ、挙兵した赤松則尚(小林大介)は山名宗全の大軍に敗れた。

第6回

徳政一揆

正気を失ったまま室町御所へ輿入れした富子(松たか子)は、義政を忘れたと語るが、実は狂人を装っていた。同じ秋、山城国では徳政発布を求める一揆が起こる。

第7回

女合戦

富子(三田佳子)の懐妊が知れ渡るが、帝は義政に神爾奪還を命じる。十郎太(勝野洋)から勾玉を託された富子は死産に見舞われ、勝光(草刈正雄)と重子(京マチ子)の策略により今参局(かたせ梨乃)は流罪の途上で自ら命を絶つ。

第8回

飢餓地獄

長禄四年、冷夏と台風の被害が重なって大飢饉が起こる。富子は粥の施しの中で飢え死にしていく人々の惨状を見て義政と勝元(野村萬斎)に救済を訴えるが受け入れられず、死者は八万二千人に上る。

第9回

米狂言

五山の米放出を東班衆に求めた富子(三田佳子)は拒まれるが、帝に訴えたうえで米俵を運ばせる。中身は籾殻で、商人に誤解させて米価を下げる計略だった。

第10回

将軍の母

重子(京マチ子)が病に倒れ、富子(三田佳子)は勝元(野村萬斎)と共に義政を説得して宗全の帰京を実現する。宗全は義就(永澤俊矢)軍を殲滅し、見舞いに訪れた義政と富子は重子より今参局(かたせ梨乃)の死の真相を聞く。

第11回

逢魔が時

将軍職を譲るため弟・義尋のいる浄土寺を訪れた義政は、鼓に合わせた念仏踊りに舞う。義尋を養子にすれば身を引けると思い、富子に将軍退位の考えを打ち明ける。

第12回

地獄門

宗全が隠居を望む義政を諌めるも聞き入れられず、義尋は還俗して義視と名を改め、勝元(野村萬斎)を後見に家督継承者となる。兄・勝光(草刈正雄)の縁談の口添えを頼まれた富子(三田佳子)は、義政との出会いにまつわる衝撃の事実を明かされる。

第13回

和子誕生

懐妊した富子は男子の誕生を願って石清水八幡へ詣でる。勝元(野村萬斎)は森侍者の扇に富子との共通点を見出し問うが勝光(草刈正雄)は否定、それでも侍者の殺害を仕組んで失敗に終わり、富子は無事男児を出産する。

第14回

宗全謀反

富子に男子が生まれると、宗全の支援で春王を後継に立てようとする動きに義視と勝元(野村萬斎)が危機感を示す。宗全は斯波氏の内紛調停を装い、自分と義視の幕府への反乱計画という噂を流す捨て身の一手を打った。

第15回

文正の変

義視と宗全の謀反の噂が義政に届き、富子の依頼で勝元(野村萬斎)が流言の主を伊勢貞親(北村総一朗)と季瓊真蘂(加藤和夫)と奏上、二人は失脚する。これが文正の変で、宗全の策は潰えたが富子は義就(永澤俊矢)へ兵を出し、勝利した義就が上洛する。

第16回

富子対義政

富子(三田佳子)と宗全の画策で義政は義就(永澤俊矢)の訴えを受け入れ、管領を政長(赤羽秀之)から斯波義廉(博田章敬)に替え畠山家相続を認める。勝元(野村萬斎)に政長支援の撤回を求めた後、義就が兵を上げ、援軍を頼む政長の願いを勝元は退ける。

第17回

応仁元年

御霊社で苦戦する政長(赤羽秀之)を勝元(野村萬斎)が密かに救出。義視の将軍就任は来春の見通しだが、収まらぬ戦乱に朝廷は元号を応仁と改め、ついに勝元も義視擁立のため室町第を武力で奪取した。

第18回

室町第包囲

応仁元年、義視を総大将に擁く勝元(野村萬斎)の東軍は八万の大軍となり、室町第を本陣に宗全軍と堀川を挟んで対峙する。御旗を幕府に求める中、富子は春王の身を案じ宗全へ矢文を送り、宗全は奮起する。

第19回

東軍西軍

幕府から御旗が授けられ、勝元(野村萬斎)率いる八万の東軍と宗全の四万の西軍がついに衝突。京の市街や寺社が戦火に沈む中、戦況の停滞に焦った義視は勝光(草刈正雄)の唆しで春王の毒殺を企てる。

第20回

戦雲の都

国人となった伊吹三郎が年貢納入のため都へ下る一方、春王暗殺未遂の暴露を図った飯尾左衛門太夫(大橋吾郎)が襲われ、大内政弘(藤岡弘、)の西軍加勢で東軍は劣勢に。帝と上皇の行幸の後、義視は妻子を後に密かに逃れる。

第21回

火の舞

義視の出奔で動揺する東軍に対し、西軍は室町第攻略へ動くが、宗全は上皇と天皇の身を案じ、隣接する相国寺の焼き討ちを提案する。一方、義政と富子は互いの仲を疑い合う。

第22回

鬼面

西軍の攻め込みで相国寺が炎上し、戦は膠着局面を迎える。富子(三田佳子)が望んだ三郎との対面は鬼面の贈り物だけで終わり、帰京が実現した義視の暗殺計画をひそかに進める。

第23回

密命

富子(三田佳子)の暗殺密命を知った宗全は、彼女を守るため策を講じる。襲われた義視を宗全の手勢が救い出すと、義視は西軍総大将へと転じ、義政は春王を次期将軍に定める。

第24回

修羅の華

義政の春王家督相続宣言後も、西軍総大将の義視は官位剥奪で無用の身だった。都の荒廃を見た富子は和睦を提案するが賛同は勝元(野村萬斎)のみで、富子は義視の妻子の送還や伊吹三郎救出に動く。

第25回

宗全切腹

政局に失望した義政は勝元(野村萬斎)の別邸に籠る。和睦の証として鷹を贈ろうとした宗全は叶わず、富子の仲介で対面を望むが話はまとまらず、詫びに訪れた富子の前で乱を収めるため自害する。

第26回

勝元暗殺

富子の金銭による調停も東軍の同意も得られず和睦は挫け、政長(赤羽秀之)が勝元(野村萬斎)暗殺を計画する。襲撃の後、勝元は髻を道賢(ルー大柴)に譲り森侍者と旅立ち、義尚は元服して九代将軍となる。

第27回

花の御所炎上

兄・勝光(草刈正雄)が義就(永澤俊矢)をけしかけ幕府転覆を図ると知った富子は、義尚の身を案じ毒殺を決意、祝宴の夜に勝光の酒へ毒をしかける。もがいた勝光が燭台を倒し炎は室町第に燃え広がり、飢え果てた勝元(野村萬斎)も同じ夜に息を引き取る。

第28回

銭の種

将軍の仮御所が置かれた京で、富子は低利融資で復興を進め、大内政弘(藤岡弘、)に銭による領地売却を提案する。政弘は領国へ帰るが、畠山義就(永澤俊矢)はこれに従わず河内へ向かった。

第29回

椿の庄

都が復興へ向かい乱が収まった後も義就(永澤俊矢)は幕府に従わず、政長(赤羽秀之)との争いの隙を突いて椿の庄を脅かす。富子は政長を山城国守護に任じて庄を守らせようとするが、庄の民は政長までも敵視した。

第30回

悪女

京の関所に銭を課す幕府に対し国人らが決議で襲撃し、伊吹三郎も加わる。収拾のため椿の庄へ赴いた富子は三郎と再会するが、帰順を求める思いは届かず、決別を決意する。

第31回

恋情

義尚は公家の娘・鏡子(かたせ梨乃)を正室に迎えたいと願い、富子に直接言えず父・義政を通す。富子はこれを容認するが、鏡子に会った義政は二度と会うなと命じる。彼女は非業の死を遂げた今参局(かたせ梨乃)に生き写しだった。

第32回

狂雲の子

富子の後押しで勝光(草刈正雄)の娘を娶るはずだった義尚は、義政と鏡子(かたせ梨乃)の関係を知って将軍を退き、鏡子と駆け落ちするが、彼女は野盗と共に消える。旅の途中で亡き一休と出会った義尚は、葬送を機に都へ戻ることを決める。

第33回

銀色の夢

家を出ていた義尚が参籠していると知った富子は急ぎ逢いに行き、一休の訃報に涙する。隠棲する義政の山荘へ昌子(江口ともみ)を連れた義尚は武による幕府再興を説き、義政は揺れる心を抱く。

第34回

山城国一揆

畠山氏の家督争いの収束のため山城へ赴く義尚。伊吹三郎は起請文により両軍の撤退と関所撤廃を実現させ、国人や農民らは掟を定めて独立を宣言した。

第35回

露の命

義尚は病から回復するが、富子(三田佳子)が義材と会った一件を疑い、妻との離別を経て近江へ出陣する。富子はわだかまりを解くため義政に仲介を頼む。

第36回

大文字

近江での戦が動かぬまま、義尚は陣中で酒におぼれる毎日が続く。細川政元は見切りをつけて後継将軍の擁立に乗り出し、病身の出陣となった義尚は敵の矢で落命、富子は深い悲しみから寺に閉じこもる。

第37回

風花

義政と椿の庄へ向かう旅の途中で、富子は夫に先立たれる。細川政元が政長(赤羽秀之)を討たせ義材を幽閉し山城惣国をも滅ぼす中、富子は義政の遺した言葉を支えに、縁のあった人々のために生きる決意を固める。

REFERENCES

参照資料