EPISODE GUIDE · 2008

篤姫話数案内

副題、初回放送日、あらすじを放送順に掲載しています。

第1回

天命の子

天保六年、薩摩の島津分家に待望の女児・於一が生まれ、活発で心優しい娘に成長する。藩の厳しい財政改革の折、農民に甘いとして父が咎めを受け、於一は納得できない。

第2回

桜島の誓い

於一の父・忠剛(長塚京三)は謹慎と財政改革で処分を免れるが、調所の再建策が藩を立て直す一方で領民の暮らしは苦しく、西郷や大久保ら若手藩士は調所と藩主・忠興への恨みを強める。於一は肝付尚五郎と調所邸を訪れる。

第3回

薩摩分裂

藩主の側室お由羅(涼風真世)が忠教擁立を強め、嫡男斉彬派との対立が深まる。謹慎した大久保正助(原田泰造)の家を於一は食糧で支えるが、妹への髪飾りは母に固く断られる。

第4回

名君怒る

新藩主となった斉彬(高橋英樹)が国入りし、米価の改革に乗り出すが、大久保らの処分が解かれず若手藩士は苛立つ。分家との対面の席で於一は斉彬に初めて会い、処分が解かれない理由を直訴する。

第5回

日本一の男

於一のもとに忠教の息子からの縁談が持ち上がる。身内の結婚話に動揺した肝付尚五郎が彼女の本心を確かめると、於一は理想の男性との結婚を望むと言い、尚五郎は忠剛(長塚京三)に自らの思いを伝える。

第6回

女の道

於一を養女にするという申し出に今和泉家は喜ぶが、彼女は斉彬(高橋英樹)に直接会って理由を問うことを望む。身分の違いに尚五郎が絶望する中、於一は乳母の菊本(佐々木すみ江)に諭され、決意を胸に城へ旅立つ。

第7回

父の涙

菊本(佐々木すみ江)の死に心を痛める於一は、遺書を読んでその願いと養女となる重みを知る。江戸にはアメリカ軍艦来航の報が届き、斉彬(高橋英樹)は密かな計画のために於一の本家入りを急がせる。

第8回

お姫様教育

分家出身と見下され堅苦しい城の生活に悩む於一。大久保の謹慎明けやペリー来航など世情が動くなか、斉彬(高橋英樹)は京の近衛忠熙(春風亭小朝)に幾島(松坂慶子)の派遣を願い出る。

第9回

篤姫誕生

於一は幾島(松坂慶子)のもとで姫の修行に励み、斉彬(高橋英樹)から篤子の新名を授かって篤姫となる。将軍・家慶(斉木しげる)の急逝で家祥の将軍就任が確実となり、斉彬は幾島に教育を急ぐ秘密を明かす。

第10回

御台所への決心

将軍家正室候補であると告げられた篤姫は城からの脱出を試みるが失敗。幕府再建への思いを打ち明ける斉彬(高橋英樹)の胸中に触れ、自分の意志で嫁ぐ道を選ぶ。

第11回

七夕の再会

将軍の正室として生きる決意を固めた篤姫は、幾島(松坂慶子)のもと学びと稽古に励む。斉彬(高橋英樹)の計らいで七夕に尚五郎と再会し、実家と薩摩の未来を託した。

第12回

さらば桜島

篤姫のお披露目に家中の面々が集まり、忠教は大らかな彼女に心を引かれる。実家族とは形式的な挨拶だけに終わり、江戸へ発った篤姫は遠ざかる桜島にはじめて涙をこぼし、二度と泣くまいと幾島(松坂慶子)に誓う。

第13回

江戸の母君

大奥入りに反対する徳川斉昭(江守徹)の動きが続く中、篤姫は名目上の母・英姫(余貴美子)と面会できない日々を送る。ついに顔を合わせた二人だったが、英姫は御台所の座を否定する冷たい態度を示し、江戸行きは西郷吉之助(小澤征悦)が選ばれる。

第14回

父の願い

英姫(余貴美子)から御台所への就任を拒まれ心を沈める篤姫。家祥は家定(堺雅人)として十三代将軍となり、ペリー(ニーノA)の艦隊が江戸沖に再来するなか、薩摩へ戻る斉彬(高橋英樹)は病の忠剛(長塚京三)と約束を交わすが、それを守れずにいる。

第15回

姫、出陣

篤姫の嫁入り道具選びを西郷が担い、その急な頭角に肝付は焦燥を隠せない。ほどなく斉彬(高橋英樹)は息子の虎寿丸(渡邉奏人)に続き自らも重病に伏せり、藩内では由羅(涼風真世)の呪詛が原因という噂が広まり、篤姫は由羅に直接真偽を確かめる。

第16回

波乱の花見

健康を取り戻した島津斉彬(高橋英樹)のもとで、篤姫の輿入れの話が最終段階を迎える。輿入れに反対する徳川斉昭(江守徹)を説得しようと、斉彬は花見を口実に彼を薩摩藩邸へ招く。

第17回

予期せぬ縁組み

篤姫の結婚が決まり薩摩藩邸が華やぐ一方、江戸詰めとなった肝付尚五郎は、清猷(沢村一樹)の妹・お近(ともさかりえ)を娶り小松家の家督を継ぐよう斉彬(高橋英樹)に命じられ、篤姫との対局の中で境遇の変化を悟る。ある夜、大地震が江戸を襲う。

第18回

斉彬の密命

肝付尚五郎は斉彬(高橋英樹)の命で、小松清猷(沢村一樹)の妹・お近(ともさかりえ)との結婚を決意する。篤姫は大奥へ移る前夜、世継ぎが生まれなければ慶喜(平岳大)を次期将軍にと家定(堺雅人)を説得せよという斉彬の密命を受け、その真意を初めて知り江戸城へ向かう。

第19回

大奥入城

婚礼を前に大奥へ移った篤姫は、その広さや豪華さに驚き、本寿院(高畑淳子)や滝山(稲森いずみ)と対面する。家定(堺雅人)には会えないまま側室の存在も知るが、庭でかくれんぼに興じる「公方様」と呼ばれる男を目にする。

第20回

婚礼の夜

大久保から家定(堺雅人)の暗愚を聞いた小松は、篤姫の身を案じる。婚礼の夜に篤姫へ関心を示さぬ家定だったが、幾島(松坂慶子)が斉彬(高橋英樹)の見立てを伝え、アヒルと戯れる姿を見た篤姫は噂の真偽を確かめようとする。

第21回

妻の戦

幾島(松坂慶子)や滝山(稲森いずみ)が篤姫を着飾らせても家定(堺雅人)は関心を示さず、直訴して訪れた家定にうつけを装う理由を問うが、子を望まないと明言され衝撃を受ける。側室のお志賀(鶴田真由)に本心を尋ねると、そばにいられればいいと答える。

第22回

将軍の秘密

篤姫は家定(堺雅人)の真の姿を知り、真の夫婦になりたいと願う。心の支えだった老中・阿部正弘(草刈正雄)が急死し、慶喜(平岳大)を次期将軍にする目的で輿入れしたと家定に打ち明けると、家定も驚きの暴露をする。

第23回

器くらべ

世継ぎ問題の中、篤姫は一橋慶喜(平岳大)と紀州慶福という二人の将軍候補を大奥に招き、人物を見定めようとする。慶福の主君らしい威厳に目を奪われるその時、彼が菓子を口にしたことで波紋が広がる。

第25回

母の愛憎

篤姫が慶喜(平岳大)を将軍後継に担ごうとしていると知った本寿院(高畑淳子)は、家定(堺雅人)と篤姫を引き離し、お志賀(鶴田真由)を家定の傍らに付けた。誤解を解こうとした篤姫は世継ぎを責められ、食欲も失っていく。

第28回

ふたつの遺言

継嗣が慶福に決まり井伊が大老に就く。家定(堺雅人)は篤姫を後見に立てるよう申し置くが間もなく倒れ、病は篤姫や実母にも伏せられ、薩摩からは斉彬(高橋英樹)の訃報が届く。

第30回

将軍の母

家茂(松田翔太)が第十四代将軍に就き、天璋院(宮﨑あおい)が後見に当たるが、井伊直弼(中村梅雀)による安政の大獄が始まる。井伊の政治に疑問を持つ家茂は天璋院に相談し、井伊は西郷の居場所を追及、幾島(松坂慶子)は大奥退出を望む。

第31回

さらば幾島

井伊大老による一橋派弾圧が激しくなる中、幾島(松坂慶子)は天璋院(宮﨑あおい)の命を受けて囚われた村岡(星由里子)のもとへ向かう。取り調べで婚礼の白い衣をまとめた村岡に役人たちが怯えるなか、幾島は役目を果たして暇を乞う。

第32回

桜田門外の変

家茂(松田翔太)と天璋院(宮﨑あおい)は咸臨丸艦長の勝麟太郎(北大路欣也)と会い、その人柄に強い印象を受ける。天璋院は井伊大老の覚悟を知り、再び語り合おうとするが、その時は訪れず桜田門外の変が起こる。

第33回

皇女和宮

幕府の権威回復をめざし和宮(堀北真希)と家茂(松田翔太)の婚姻が進められるが、天璋院(宮﨑あおい)は婚約者の存在を理由に異を唱える。京では孝明天皇(東儀秀樹)が国のためと和宮を説き、天璋院には帰郷を促す書状が届く。

第34回

公家と武家

御所流の暮らしを求める朝廷と江戸の間で早くも摩擦が生じる中、和宮(堀北真希)は家茂(松田翔太)との対面に好意を抱く。しかし天璋院(宮﨑あおい)との初対面で粗末な扱いを受けた和宮側が怒り、土産のあて名を巡って対立はさらに深まる。

第35回

疑惑の懐剣

婚礼は滞りなく済んだものの江戸と京の対立は収まらず、和宮(堀北真希)に刀を隠し持った疑惑がかかる。母や女官たちは否定して激昂し、黙する和宮に天璋院(宮﨑あおい)が自ら対面して真意を探る。

第36回

薩摩か徳川か

和宮(堀北真希)と家茂(松田翔太)の絆が深まるが、島津久光(山口祐一郎)の上洛を機に大奥や家茂から疑惑を向けられる天璋院(宮﨑あおい)。命に背いた西郷は再び島流しとなり、京での攘夷派の戦いを経て朝廷の久光への信頼が高まる。

第37回

友情と決別

勅使を伴い薩摩の久光(山口祐一郎)が江戸に入るも幕政改革の交渉は進まず、大久保が武力による圧力をかける。天璋院(宮﨑あおい)は久光との会見で小松帯刀(瑛太)と再会するが、政治を巡る考えの違いから袂を分かつ。

第38回

姑の心 嫁の心

家茂(松田翔太)は攘夷実行を求める京の使者に応じ、天皇へ直接攘夷の難しさを訴えるため都行きを決意する。賛成した天璋院(宮﨑あおい)に和宮(堀北真希)は反発を強め、龍馬(玉木宏)は勝に弟子入りを願う。

第40回

息子の出陣

長州藩が御所を襲う蛤御門の変が勃発し、幕府軍に加わった薩摩藩が勝利する。大奥では側室をもうける案が浮上するが、和宮(堀北真希)の懐妊の兆しが喜びを広げる。

第41回

薩長同盟

長州征伐の途につく家茂(松田翔太)は、不測の事態に備え亀之助(吉武怜朗)を後継に望むと天璋院(宮﨑あおい)へ打ち明ける。帯刀(瑛太)は龍馬(玉木宏)と幕政刷新を構想し、京の屋敷で両藩提携の成立を迎えようとしていた。

第44回

龍馬死すとも

小松帯刀(瑛太)が諸侯の前で大政奉還の意義を説くが、薩摩へ戻った彼に龍馬(玉木宏)暗殺の報が届く。慶喜(平岳大)の政権返上で大奥が動揺する中、天璋院(宮﨑あおい)は勝麟太郎(北大路欣也)から大政奉還の意味と、それに命をかけた龍馬の存在を知らされる。

第45回

母からの文

討幕の動きを止めようとした帯刀(瑛太)に西郷らは耳を貸さず、朝廷は慶喜(平岳大)に官位や領地の差し出しを命じる。戦を避けたい天璋院(宮﨑あおい)の身を案じた帯刀は、母・お幸(樋口可南子)に薩摩へ帰るよう促す文を書いてもらう。

第46回

慶喜救出

錦の御旗を掲げた薩長軍の前に幕府軍は打ち破られ、慶喜(平岳大)は江戸へ逃れる。勝麟太郎(北大路欣也)に助けを求めるがかなわず、死を口にする慶喜へ天璋院(宮﨑あおい)は生きるよう諭す。

第47回

大奥の使者

慶喜(平岳大)の一命を救う策を天璋院(宮﨑あおい)と静寛院が模索するなか、西郷との面会を拒まれた帯刀(瑛太)の前に、かつて天璋院に仕えた幾島(松坂慶子)が現れ、江戸の戦を避けたいと訴える。

第48回

無血開城

西郷率いる官軍の江戸入城後、勝と西郷の会見が実現。徳川家の存続を懇願する勝が、天璋院(宮﨑あおい)より託された島津斉彬(高橋英樹)の書状を示すと、西郷は翻意して江戸城攻撃を中止する。

第49回

明治前夜の再会

無血開城が迫る中、静寛院は徳川家の江戸城復帰を朝廷に願い出ようとする。天璋院(宮﨑あおい)は大奥に幕を引く日が自らの務めだと受け入れ、城を去る際に本寿院(高畑淳子)の姿から一つの案を思いつく。

第50回

一本の道

江戸城を退出した天璋院(宮﨑あおい)は、家達(吉武怜朗)の養育に当たりながら薩摩の家族や勝海舟(北大路欣也)らと親交を深める。大奥を去った人々との再会で笑顔を見せ、晩年は薩摩へ戻らず東京で過ごした。

REFERENCES

参照資料