第1回
ならぬことはならぬ
会津藩砲術指南役の娘として育った八重(綾瀬はるか)は、兄・覚馬(西島秀俊)の的を射る姿に憧れ砲術にのめり込む。兄が江戸へ学びに出た後、隠れて練習を続けるが父に見つかり叱られる。
第2回
やむにやまれぬ心
江戸の兄は黒船への興味を深めるが、師の逮捕により塾を失って会津へ戻る。一方の八重(綾瀬はるか)は両親から砲術を断つよう諭されていたが、再会した兄は砲術に長けた妹の成長に驚かされる。
第3回
蹴散らして前へ
桜の木の上で砲術本を読む八重(綾瀬はるか)は、毛虫に驚いて本を落としてしまう。拾ったのは覚馬(西島秀俊)を支えに江戸から来た川崎尚之助(長谷川博己)で、蘭学所の整備を進める覚馬だったが、急進ぶりが守旧派の反発を招き禁足を命じられる。
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
ままならぬ思い
会津藩は浪士取り締まりのため壬生浪士組を抱えるが、長州派の公家らが天皇の名を騙る偽の勅を送りつける。真相を知った容保(綾野剛)が強硬姿勢に転じた頃、会津から駆けつけた頼母(西田敏行)が衝撃の一言を口にする。
第9回
八月の動乱
薩摩の密使の働きかけで長州の都からの排除が動き出し、孝明天皇(市川染五郎)の勅書を受けた容保(綾野剛)のもと八月十八日の政変が実現。会津では照姫の右筆に八重(綾瀬はるか)が最有力候補となる。
第10回
第11回
守護職を討て!
都で長州の動きに脅かされる容保(綾野剛)ら。会津では三郎が都へ向かう部隊への志願をめぐり権八(松重豊)の怒りを買う一方、都では象山(奥田瑛二)が攘夷派浪士に討たれ、覚馬(西島秀俊)は容保が長州の標的と知り憤る。
第12回
蛤御門の戦い
長州兵の上京により蛤御門の戦いが勃発。幕府軍は苦戦するも、薩摩の援軍などを得て勝利するが、覚馬(西島秀俊)は砲弾で重傷を負う。一方の八重(綾瀬はるか)は、覚馬から勧められた尚之助(長谷川博己)との縁談に頭を悩ませていた。
第13回
鉄砲と花嫁
覚馬(西島秀俊)の伝言で縁談が白紙になり、怒る尚之助(長谷川博己)と動揺する八重(綾瀬はるか)。だが新式銃完成後、尚之助の求婚を八重は受け入れ、都では長州攻め中止により会津藩が孤立し始める。
第14回
新しい日々へ
白無垢姿の八重(綾瀬はるか)が尚之助(長谷川博己)に嫁ぐ。祝宴で酔いつぶれた尚之助を八重が新居へ担ぎ、部屋に届いた覚馬(西島秀俊)の京紅を、目覚めた尚之助が八重の唇に差す。
第15回
薩長の密約
新島七五三太が函館から密航しボストン港に到着する。都では龍馬(柾賢志)の動きで薩長が歩み寄りを見せ、会津の立場と覚馬(西島秀俊)の目が悪化するなか、寂しさから娘みねを叱るうらの姿に八重(綾瀬はるか)は心配する。
第16回
遠ざかる背中
大火の中、三郎はみねを発見し、尚之助(長谷川博己)は火元付近でうらを助け出す。命懸けで娘を探すうらの姿に八重(綾瀬はるか)はその厳しさの真相を知り、都では容保(綾野剛)の守護職解除が進む中、悲報が届く。
第17回
長崎からの贈り物
天皇の崩御により帰国を断念した容保(綾野剛)ら。長崎の覚馬(西島秀俊)は近い失明を告げられながらも銃の購入交渉に尽力し、熱意に応えた武器商から最新式の銃を贈られ、それを待つ八重(綾瀬はるか)へ送る。
第18回
尚之助との旅
会津の防衛を案じた尚之助(長谷川博己)は八重(綾瀬はるか)と諸藩を巡り、二本松で砲術の訓練に励む少年たちと出会う。帰藩後、仕官を許された彼は見聞の成果や軍備の拡充案を藩に上呈する。
第19回
慶喜の誤算
慶喜(小泉孝太郎)が徳川家の存続を顧みて大政奉還を決め、報せは会津にも届き尚之助(長谷川博己)は軍備の充実に動く。覚馬(西島秀俊)は討幕派の浪士に襲われるが、視力を案じる大垣屋が遣わした下女・時栄(谷村美月)に救われる。
第20回
開戦!鳥羽伏見
王政復古後、大坂へ向かおうとする慶喜(小泉孝太郎)を家臣らが止めるが、修理の言葉に従い同行する。会津の八重(綾瀬はるか)は戦勝祈願の幟縫いや銃の練習に励み、薩長は西郷の発案で江戸に騒ぎを引き起こす。
第21回
敗戦の責任
鳥羽伏見で会津藩は劣勢にあえぎ、初陣の三郎が敵弾に倒れる。慶喜(小泉孝太郎)は容保(綾野剛)を連れて大坂を密かに脱し、藩士は納得のいかぬまま江戸へ退き、会津は徳川と共に朝敵と断じられる。
第22回
弟のかたき
鳥羽伏見の戦いで弟・三郎と兄・覚馬(西島秀俊)が共に討たれた報せが届く。覚馬の形見だけが見当たらないことから生存を信じる八重(綾瀬はるか)は、三郎の死も受け入れられず、復讐に燃えて鉄砲を手に城下へ駆け出す。
第23回
会津を救え
会津討伐を命じられた仙台藩は米沢など奥羽の藩と手を結び、会津救済を訴える書状を送るが、世良に握りつぶされる。怒った藩士が世良を殺害し、戦端が開かれる。
第24回
二本松少年隊の悲劇
二本松領へ新政府軍が攻め込み、八重(綾瀬はるか)の知る少年部隊も戦いへ向かう。銃撃を受け敗退した傷ついた少年たちは、八重が看護する日新館に運ばれるが、甲斐なく命を落としていく。
第25回
白虎隊出陣
新政府軍が会津に迫り戦況が悪化するなか、白虎隊に出陣の命が下る。共に赴きたいという八重(綾瀬はるか)の願いは退けられたが、鉄砲の技を伝えた隊士たちに助言を贈って見送ると、今度は八重自身にも登城の呼び出しがかかる。
第26回
八重、決戦のとき
半鐘の鳴る中、八重(綾瀬はるか)は佐久(風吹ジュン)らと鶴ヶ城へ駆け込み、鉄砲隊の指揮を買って出る。遅れたユキたちは敵弾の飛ぶ城下を逃げ回り、自邸に残された千恵(宮崎美子)らも覚悟を固める。
第27回
包囲網を突破せよ
日新館焼失と重傷者の最期を知り、怒りに駆られた八重(綾瀬はるか)は夜襲を決意して城を出る。一方、竹子(黒木メイサ)は家族と娘子隊を率いてなぎなたで新政府軍に立ち向かうが、銃弾に倒れる。
第28回
自慢の娘
新政府軍の砲撃が始まると、八重(綾瀬はるか)は尚之助(長谷川博己)と山砲で反撃し、命中させる。しかし敵の攻撃は激しさを増し、八重は落ちた砲弾を濡れ着物で覆い爆発を防ぐ。これを見た容保(綾野剛)は砲弾の構造を尋ねる。
第29回
鶴ヶ城開城
籠城から一か月近くがたち、新政府軍の猛烈な砲撃で天守閣が崩れかける中、権八(松重豊)は補給路の奪還へと出陣する。容保(綾野剛)は降伏を決断して秋月を使者に立てるが、嘆願が認められる前に権八が敵弾に倒れる。
第30回
再起への道
捕虜となった尚之助(長谷川博己)を残し、米沢の知人宅に身を寄せた八重(綾瀬はるか)は反物の行商で生計を支える。断絶を免れた会津藩の新領地・斗南で、大蔵は尚之助の登用と八重の同行を進める。
第31回
離縁のわけ
離縁状を受け取った八重(綾瀬はるか)は、悲しみを抑えきれない。尚之助(長谷川博己)は斗南藩の米取引の失敗で勾留されていたが、その事実は手紙には記されておらず、やがて兄・覚馬(西島秀俊)の生存を知らせる便りが京都から届く。
第32回
兄の見取り図
京都の覚馬(西島秀俊)宅で八重(綾瀬はるか)たちの同居生活が始まる。うらを想って泣くみねを追おうとした八重は制止され、覚馬から京都再建への協力を命じられる。
第33回
尚之助との再会
仕え先の槇村が容疑で東京に拘束され、覚馬(西島秀俊)は木戸への働きかけを求め八重(綾瀬はるか)と共に上京するが受け入れられない。八重は浅草で尚之助(長谷川博己)と再会するが、その姿は生気を失っていた。
第34回
帰ってきた男
明治8年、覚馬(西島秀俊)と槇村の支援で襄が京都の英学校開設を進める一方、八重(綾瀬はるか)は覚馬の勧めでキリスト教を学び、宣教師の家で襄とばったり会い、女紅場に押しかけられて戸惑う。健次郎(勝地涼)は5年の留学を終え帰国した。
第35回
襄のプロポーズ
襄の突然の求婚に迷う八重(綾瀬はるか)のもとへ、嫁いだ幼なじみの時尾(貫地谷しほり)が訪れ再会を喜ぶ。だが尚之助(長谷川博己)の訃報が届き、襄は悲しみに沈む八重を連れて弟が倒れた戦場へ向かう。
第36回
同志の誓い
襄からのプロポーズに応じた八重(綾瀬はるか)へ、槇村はキリスト教に入らない約束を条件に解雇を迫る。八重は女紅場を去り、同志社英学校の開業とともに襄と夫婦となる。
第37回
過激な転校生
襄が取り寄せたベッドに八重(綾瀬はるか)は戸惑いながらも、その快適さを実感してすっかり気に入る。同じ頃、熊本から同志社英学校に入学した学生たちがなかなか心を開かず、校内の空気が悪くなっていく。
第38回
西南戦争
英学校の新校舎で備品準備を進める八重(綾瀬はるか)たちのもと、西郷の挙兵により西南戦争が始まる。山川や佐川、斎藤らが出征し、大山は親族である西郷と対峙することになる。
第39回
私たちの子ども
同志社女学校の開校を喜ぶ八重(綾瀬はるか)のもとで、薩摩出身の学生リツが結核に倒れる。父を会津戦争で失ったリツから看病を拒まれつつも、八重は過去に人を撃った重みを抱え、それでも支え続ける。
第40回
妻のはったり
政府の廃校命令と外国人教師たちの要求の間で追い詰められた襄を、学生たちは決断力に欠けると責め立てる。八重(綾瀬はるか)は夫をかばうため偽りの言葉を口にし、要求を受け入れた襄に学生は抗議行動で立ち上がる。
第41回
覚馬の娘
自由民権運動が高まる中、覚馬(西島秀俊)ら京都府議会は新聞を通じた世論で府政を批判する。そんな折、時雄(黄川田将也)が覚馬の娘・みねに求婚し、覚馬はあっさり許すが、みねは激怒、八重(綾瀬はるか)が助けに乗り出す。
第42回
襄と行く会津
生き別れたうらとの再会に期待する八重(綾瀬はるか)は、襄と共に新婚のみねや伊勢を連れて会津への伝道旅行に出る。山本家の跡地が長屋に変わる中、何かの残骸を見つける。
第43回
鹿鳴館の華
襄と八重(綾瀬はるか)は同志社大学の設立を求め、東京の勝海舟(生瀬勝久)を訪れる。帰路、留学先から戻った捨松(水原希子)に大山巌(反町隆史)が結婚を望んで通い詰めている騒動の収拾に取り組み、八重は怒る浩の間に立って策を講じる。
第44回
襄の遺言
女学校を巡り宣教師と対立する八重(綾瀬はるか)のもとへ、洋行中の襄から遺書が届く。その頃覚馬の家では、住み込んだ書生・栄二郎(永瀬匡)と時栄(谷村美月)が次第に親しくなっていく。
第45回
不義の噂
襄が米国からの資金を携えて約1年8か月ぶりに帰国し、八重(綾瀬はるか)は喜ぶ。一方で時栄(谷村美月)と青木の仲が町の噂に広まり、覚馬(西島秀俊)は会頭を辞職し、時栄は離縁を切り出す。
第46回
駆け落ち
母が山本家を出てから沈みがちだった久栄(門脇麦)が唯一懐いたのは、猪一郎の弟・健次郎(勝地涼)。優秀な兄と比べられ続けた彼と悩みを語り合ううち、二人は結婚を考えるようになるが、八重(綾瀬はるか)が強硬に反対する。
第47回
残された時間
心臓の病を抱えながらも同志社の設立に打ち込む襄に、八重(綾瀬はるか)は休むよう懇願するが聞き入れられない。医師から襄の余命わずかと知らされ、猪一郎の計らいで募金広告が全国誌に載ると、襄は衰えた体で再び動き出す。
第48回
グッバイ、また会わん
関東での募金活動中に倒れた襄は大磯で療養するが、自分の病を八重(綾瀬はるか)に知らせるよう勧められても受け付けない。一方、葉書の筆跡から異変を感じ取った八重は覚馬(西島秀俊)に詰め寄り、事実を知ると大磯へ向かう。
第49回
再び戦を学ばず
教育勅語の忠義を問う一節に覚馬(西島秀俊)は違和感を抱いていた。戦記執筆のため覚馬から話を聞く健次郎(勝地涼)と八重(綾瀬はるか)は、薩長にも勤王の志があったと語る覚馬に強く反発し、覚馬は病に倒れる。
第50回
いつの日も花は咲く
明治27年、八重(綾瀬はるか)は従軍看護婦として広島の病院で傷病兵の看護に当たり、感染の危険の中で若い仲間たちを率いて活躍。叙勲の栄誉を受けるが、戦争に由来するものゆえ喜べず、会津へ戻る。